令和６年６月８日（土）
　岡山県立津山商業高等学校を会場に、第１３７回岡山県高等学校商業実務競技大会兼全国大会岡山県予選会が開催されました。津山市は、中国地方の東部、岡山県の北部に位置しています。学校周辺にある津山城は日本 100 名城の一つで、現在は鶴山公園として整備され、春には約 1,000 本の桜が咲き誇る名所です。津山市内には他にも、津山洋学資料館や江戸時代の大名庭園である衆楽園など、歴史的な資料や建造物が多く残っています。これらの施設では、城下町として栄えた当時の文化や知識の交流を学ぶことができます。また、津山まつりなどの伝統行事も盛んに行われ、地域の歴史と文化が現在まで大切に守られています。
　津山商業高等学校は、「ホンモノの学びの実現」というスローガンのもと、校内での学習に留まらず、津商モールをはじめとした地域をフィールドとした豊富な体験活動を通して、地域貢献しながら学びを実践しています。

森山 泰幸 岡山県高等学校商業教育協会 理事長 挨拶
開会の挨拶として「今大会の目的は、県内で商業を学ぶ生徒たちが一堂に会し、商業の技術を高めるとともに他校の選手と交流を深めることにあります。また、全国大会予選を兼ねる大切な大会であり、3 年生にとっては全国大会出場、全国大会上位入賞を目標にこれまで努力を続けてきたと思います。昨年度の全国大会では複数競技で躍進を遂げました。今年度も同様に岡山県をアピールできるように出場した選手はがんばってください。」と述べられました。

続いて選手宣誓では選手を代表して津山商業高校 2 年 織田 愛理さんが「私たち選手一同は 日々努力することを休まず 常に自分を鍛え 仲間とともに励んだ 日頃の練習の成果を存分に発揮するとともに 今日ここで競えることに感謝しここまで支えてくださった方々に誇れるよう 正々堂々と全力で挑むことを誓います」と力強く宣誓した。

赤岩 康弘 岡山県高等学校商業実務競技大会 会長 挨拶
閉会の挨拶として「普段の部活動とは異なり、全国大会をかけた取り組む姿勢は熱心でこれまで培ってきた力を存分に発揮してくれていました。結果はそれぞれ決まってしまいますが、全ての選手に拍手を送りたいです。全国大会では出場する選手は競い合ったすべての選手の分まで頑張ってきてください。昨年以上の成績で岡山県をアピールできるよう短い期間ですがしっかり準備してください。今後も引き続き日々鍛錬を続け、将来の商業教育の担い手となってくれることを願っています。」と述べ大会を締めくくられました。