7月20日(金)教育課題研究委員会が主催するGlobal Workshopが、岡山南高校の百周年記念館で行われました。岡山東商業高校・岡山南高校・倉敷商業高校・玉島商業高校・笠岡商業高校・倉敷翠松高校の6校13人が参加しました。主催者を代表して玉島商業高校の村上校長から、「グローバルであるためには、まずは自分の住んでいる地元をしっかり理解することが大切」「英語はスキルで、日本の文化や地域の歴史や文化が伝えることができ、相手の話が聞けて文化の交流ができることが大切」そして、「今日はしっかり親睦を深め、コミュニケーション能力を高めて欲しい」とご挨拶がありました。
今回は特別に倉敷ライオンズクラブの主催で7/17~8/6までホームステイで玉島商業高校へ来られている、台湾のヤン・チュンユ君が特別参加。中国語と英語がメインですが、片言の日本語も交えながら参加してくれました。
午前中は豪州から岡山県庁国際課へ来られているモーゼス・フォヌア先生を講師に、次の3点の内容のテーマに、オールイングリッシュで研修が行われました。
1 基礎レベルのコミュニケーション能力を身につけるには? 英語によるジャンケン、モーゼスさんと交流のある方の写真で国籍当てクイズ、ボディーランゲージの大切さ。
2 様々な人(国・地域・文化等)に関わるために、米国・英国・豪州の言葉の違いとして、ゴミ箱やビスケット、各種チップの違いなど説明。
3 海外の人々に効果的にプレゼンテーションやスピーチをするためには? 関心を高めるためのコツを教えていただきました。
午後からは、お互いの親睦が深まる内容として、笠岡商業高校の弘中先生からお互いの誕生日調べによる「ヒューマンカレンダー」と、お互いのインタビューで情報を聞き出した「他己紹介」が、倉敷商業高校の大石先生からは、紙とハサミだけで決められた時間にいかに高いタワーが作られるか競争しました。
そして、最後にモーゼスさんから出題。「もし海外でトラブルが起こったら?」をテーマに、「海外でスマートフォンを紛失したら?」の場合や「シンガポールで交通事故に巻き込まれたら?」などのケーススタディーに取り組みました。各グループで対処法について意見を出し合い、グループ毎の発表をBody LanguageやStuntsを交えて行いました。お互いに色々なコミュニケーションを英語を交えたり日本語を駆使したりしながら行うことができ、自然と親睦が深まり、楽しくグローバルな一日を過ごすことができました。
研修会の後、シンガポール短期海外研修へ参加する人のための旅行説明会を保護者の方と共に受けました。最初に引率教員の紹介、行程の説明等、旅行取扱業者からの説明があり、行程が8/23(木)~8/27(月)で、いよいよ1ヶ月後にさし迫っています。今年も、現地からリアルタイムで、研修の内容をお知らせする予定です。