令和元年度グローバルワークショップが、7/27(土)岡山東商業高校の同窓会館研修室で行われました。今年度は岡山県県民生活部国際化へ新しく配属された、アラン・チャンブリス先生を講師に、オール・イングリッシュで一日英語漬けの語学研修に、県内の商業高校生が集まり研修をしました。
開会の挨拶で、玉島商業高校校長で委員長の村上先生より、「グローバル時代、コミュニケーションが伝わることが大切。ボディーランゲージや色々な言語の組み合わせでもコミュニケーションは可能。今日一日はオール・イングリッシュで乗り切りましょう。」と挨拶がありました。
アラン先生は米国サンフランシスコ出身、日本語が大変堪能な方。なぜ日本語を学ぼうと思ったのか、外国語を学ぶコツなど、勿論英語で高校生に分かりやすく話してくれました。そして、今日は特別に倉敷市の姉妹都市、カンザスシティーから倉敷商業生徒宅へホームステイで来日のリキ君が滞在最終日にも係わらず参加してくれ、来日ホームステイの目的など話をしてくれました。
今日、参加している方々も初めて人ばかり。握手(又はアームレスリング)によるスキンシップ、挨拶のポイントなど。相手の質問事項をあらかじめ用意された縦4項目X横4項目のビンゴゲームや自己紹介が上達する方法や話し相手にインタビューして距離を縮めるなどの方法を午前中学びました。
午後からはグループでアクティビティー、①接着剤を使わず紙とハサミだけで高さを競うPAPER TOWER ②スクリーンに映し出される写真の内容を英語で伝えイラストにして書き留めるPHOTO CAPTIONなど、多くのワークショップで参加者それぞれの距離を縮めることができました。
最後に、8/22(木)~8/26(月)の期間、この教育課題研究委員会が主催する「シンガポール短期海外研修」の参加者10名の説明会を行いました。委員長の村上先生からは、この短期海外研修からグローバル社会を肌で感じ取り、今後多くの学習の場で生かして欲しいとお話しがありました。今年で5回目となるプロジェクトですが、今年は更に異文化体験を深めるため、シンガポール到着直後マレーシアへ渡航し、ホームビジットの体験が加わります。旅行プログラムを後ろ盾してくれる旅行業者JTBの前田さんから説明や引率者の紹介があり、今年も内容の濃い研修ができそうです。説明会の最後に砂田副委員長から、①学校での学びを実践の場で主体的に発揮すること、②商業の視点で各国をよく見ること、③視野を広げて得た内容を各自でしっかり化学変化させることをご教示され会を終了しました。
※ このプロジェクトについては、このサイトにて出国から帰国まで、リアルタイムに参加者の状況をお伝えします。
7月13日(土)岡山商科大学附属高等学校を会場にお借りして、第10回目となる「経済・時事問題学習会」を開催しました。
午前中は、大阪夕陽丘学園理事(元香川大学アドミッションセンター准教授) 山崎裕正氏を講師にお迎えし、「推薦、AO入試で合格するための対策講座」に参加者は真剣に聞き入っていました。
午後からは、元林野高等学校校長 三浦隆志氏と、高梁城南高等学校校長 松下泰久先生による小論文対策講座がありました。グループ学習も取り入れて他校の生徒からの刺激を受けながら、最後は個人で小論文のワークに取り組みました。
参加者103名のみなさん、高校最後の夏、行動に移すことを大切にして、進路に向けた有意義な活動をしてください!
7月3日(水)岡山県総合教育センターにて、岡山県総合教育センター情報教育部とビジネス経済分野研究委員会の共催で、商業科の先生24名に参加いただき「情報活用能力育成を意識した授業づくり研修講座」を開催しました。
午前中は、岡山県総合教育センター情報教育部 伊藤稔文指導主事による「新学習指導要領と情報活用能力育成について」の講義と当分野 安東真美教諭(岡山県立和気閑谷高等学校)の実践報告、午後からは鳴門教育大学大学院准教授泰山裕先生による「思考ツールとワークシートを効果的に活用した授業づくり」の講義・実習がありました。
泰山先生の講義の中では、フィッシュボーンやクラゲチャート等の思考ツールを体験した後、実際にビジネス経済分野の科目の「どの単元で」「なにを目的に」思考するのかを考えて授業づくりをしました。思考ツールを使うことが目的になってしまわないように「どんな力をつけさせたいのか」をしっかり考えることが重要だということを再確認できました。生徒の「考える」をサポートをする思考ツールを今後も効果的に授業に取り入れ、生徒の情報活用能力育成に役立てていきたいです。