令和2年8月1日、今年度で11回目となる「経済・時事問題学習会」を開催しました。例年は、国公立・難関私大の経済・経営系の学部を志望している仲間が一堂に会して学習していますが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、初めてリモート会議システムを活用し各校を会場に午前中のみで開催しました。そのため、進学を希望している生徒が幅広く参加可能となり、参加者は例年を大きく上回る212名となりました。
今年も元 香川大学アドミッションセンター准教授 大阪夕陽丘学園 理事山崎 裕正 先生を講師にお招きし、『「探究学習」をどう活かして「総合型選抜」「学校推薦型選抜」で希望大学に合格するか』~合格のための「志望理由書」「面接」対策講座~ の講演をしていただきました。志望校合格に向け、準備するポイントを具体的にお話いただきました。
また小論文については 「2021年度小論文入試の対策」の講座を 元林野高等学校 校長 三浦 隆志先生、倉敷商業高等学校 主幹教諭 長谷川博之先生にしていただきました。演習なども交えた講義に生徒たちは真剣に取り組み、あっという間の1時間40分となりました。
生徒たちが進路実現に向けて「この夏、まずは行動していこう」との思いを強くした研修となりました。
参加した生徒の感想より
・志望理由書・小論文の書き方や注意点を深く学ぶことができました。「きっかけ」だけを語るのではなく、そこから自分がどう行動したかを語れるよう自分の考える力を高めようと思いました。
・私が一番不安に思っていた志望理由書や活動報告書についての講演を聞くことができ、今日参加していなければ感情を書いたり論理的でない文を書いていたかもしれません。これからは自ら疑問を持ち、自分で本や実際に話を伺い、志望理由書に取り組みたいと思いました。