令和4年6月11日(土)、岡山県立岡山南高等学校を会場に、岡山県立岡山南高等学校創立120周年記念第133回岡山県高等学校商業実務競技大会兼全国大会予選会が開催されました。岡山県立岡山南高等学校は明治35年、岡山市磨屋町に岡山市立商業学校として開校し、今年創立120周年を迎える県内屈指の伝統校です。開校当時の実業教育機関としては珍しい男女共学でした。その後内山下への移転、更に現在の奥田への移転、戦後は新制高等学校としての発足、さらに県営移管と、幾多の変遷を経てきました。「実力を養う。個性を伸ばす。恥を知る。」の校訓のもと、社会がどの様に変わろうとも、その時代の期待に応えて活躍する人材の育成を目指してきました。卒業生には、東京オリンピック女子ソフトボール日本代表選手として金メダルを獲得した原田のどかさんなど輩出しており、日本スポーツ界でも多くが活躍しています。
今年の大会は、県内から10校、249名の生徒(補助競技者含む)が参加し、情報処理、ワープロ、簿記、珠算、電卓の各競技に分かれて行われました。昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響で、リモートによる開会式の実施、閉会式・表彰式は行わないなど、多くの感染予防対策を施しながら3年生最後の大会を行いました。開会式では、岡山県高等学校商業教育協会理事長 岡山県立岡山東商業高等学校長 森山泰幸(もりやま やすゆき)先生が、「新型コロナウイルスの影響で不安や活動が制限される中、夢に向けて努力をしてきました。その夢が叶うよう運営として応援したい。」と、激励の言葉をいただきました。続いて会場校の、岡山県立岡山南高等学校長 桑元秀明(くわもと ひであき)先生より、「明治35年に開校し、今年で120年を迎える本校で商業実務競技大会が開催されることは大変ありがたく感じます。コロナ対策を徹底して、日頃の練習の成果を発揮してしてください。」と、ご挨拶をいただきました。
続いて、岡山県立岡山南高等学校 3年簿記部部長 大森沙羅(おおもり さら)さんが、「今年、岡山南高校が120周年を迎える年にこの商業実務競技大会に参加できて大変嬉しい。私たち選手はこの日にために努力をしてきたので、良い結果を出せるよう頑張りたい。」と、力強い選手宣誓がありました。
各競技の結果は第133回をクリックしてください。