岡山県立津山商業高等学校創立100周年記念 第131回岡山県高等学校商業実務競技大会
2021年06月17日(木)
令和3年6月12日(土)、岡山県立津山商業高等学校を会場に、岡山県立津山商業高等学校創立100周年記念 第131回岡山県高等学校商業実務競技大会が開催されました。1921年に開校した岡山県立津山商業高等学校は、校是「自彊(じきょう)」の精神のもと、今年で創立100年を迎える商業・ビジネスの伝統校として県北の商業教育を牽引し、長年地域から愛され続けて来ました。
今年の大会は、県内から11校、193名の生徒(補助競技者含む)が参加し、情報処理、ワープロ、簿記、珠算、電卓の各競技に分かれて行われました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で大会が中止となりましたが、今年はリモートで開会式をおこない、閉会式・表彰式は中止するなど、多くの感染予防対策を施しながら、3年生最後の大会のため関係者全員の協力で開催することができました。
開会式では、岡山県高等学校商業教育協会理事長 岡山県立岡山東商業高等学校長 森山泰幸(もりやま やすゆき)先生が、「新型コロナウイルスの影響で大会が開催されるか不安の中、練習を行うのも大変だったと思います。しかし、必ず大会を成功させる気持ちで多くの感染対策をとってきました。日ごろの練習の成果を十分に出してください。」と、激励の言葉をいただきました。続いて会場校の、岡山県立津山商業高等学校長 石下義久(いしした よしひさ)先生より、「県北の地に商業を学ぶ仲間が集まり100周年記念大会が開催されることは意味深く思います。大正10年に創立した本校は、自彊の精神を、一生を通じて生きる道標として今年100周年目を迎えます。みなさんも、自彊の精神で胸を張って大会に臨んで下さい。また、この大会が開催されるのは親、仲間、先生の支えがあったからです。商業を学ぶ人だからこそ人との繋がりを大切に、ひたむきな姿勢を貫いてください。この大会が自彊の精神と感謝を胸に、多くの人々に勇気を与えられる大会になることを願っています。」と、お話がありました。
続いて、岡山県立津山商業高等学校 3年珠算部部長 竹内愛生(たけうちあおい)さんが、「世界中で新型コロナウイルスが猛威をふるっており、私たちは過去経験していない生活を強いられています。そのような中、この大会が開催されることは嬉しく思います。支えてくださったみなさんへの感謝を胸に、持っている力を十分に発揮することを誓います。」と、力強い選手宣誓がありました。
大会の成績は次の通りです。
[具体的な感染症対策]
1.競技会全体での対策
(1)大会に参加する生徒・引率教員は、大会受付時に「健康チェックシート」の提出と検温を行う。
(2)開閉会式は内容を大幅にカットし、時間短縮を図る。
(3)競技会場校内では、マスクの着用、消毒、ソーシャルディスタンス確保を徹底する。
2.情報処理競技での対策
(1)競技会場では、換気を十分に行うとともに、消毒液を用意し、入退室時の手指消毒を徹底する。
3.ワープロ競技での対策
(1)競技会場では、換気を十分に行うとともに、消毒液を用意し、入退室時の手指消毒を徹底する。
(2)練習および機器設置のための競技会場への入室は、機械1台につき、2名までとする。
4.簿記競技での対策
(1)競技会場では、換気を十分に行うとともに、消毒液を用意し、入退室時の手指消毒を徹底する。
5.珠算・電卓競技での対策
(1)競技会場では、換気を十分に行うとともに、消毒液を用意し、入退室時の手指消毒を徹底する。
(2)競技問題読み上げ者は、フェイスシールド着用、アクリル板での仕切りを準備し、読み上げを行う。