第29回 中国五県高等学校生徒商業研究発表大会について
2016年01月07日(木)
9月25日(土)から26日(日)にかけ、岡山県岡山市「さん太ホール」にて標記大会が盛大に開催されました。
中国ブロック5県から各県代表校11校約120名が集い、日頃の研究成果を発表し合うこの大会に出場した生徒たちは、県外の知らない特産品や産業、それらに関する課題や取り組みなどを知ることができる絶好の機会に恵まれました。
大会成績等は次の通りです。
【最優秀賞(全国大会出場)】
岡山県立岡山南高等学校
「利益と貢献のAmbivalence ~ビジネスはボランティアじゃないから~」
【優秀賞(全国大会出場)】
広島市立広島商業高等学校
「「飛び出せ!とろ~り梅しょうゆ!!」-商品開発物語Ⅱ-」
【優秀賞(発表順)】
広島県立広島商業高等学校
「広商プロデュース ~さらなる顧客獲得への道~」
島根県立出雲商業高等学校
「風土記に学ぶ観光資源 ~薬草でつなぐ出雲の未来~」
玉野市立玉野商業高等学校
「たまには、玉野へ ~ふるさと想い、つながる税(ちから)~」
岡山県立倉敷商業高等学校
「月刊 Kurasho 大作戦 ~くらしき朝市『三斎市』を盛り上げるために~」
【優良賞(発表順)】
下関市立下関商業高等学校
「私達 高校生にできることは ~下関の活性化に向けて~」
鳥取県立倉吉総合産業高等学校
「地域活性化に向けて、来楽バスツアー!! -来たら楽しい倉吉へ-」
島根県立情報科学高等学校
「「美しい手仕事の町 安来」プロジェクト始動
~情報生が手仕事の魅力を発掘・発信したら!?~」
山口県立柳井商工高等学校
「柳井縞の市場は拡大できるか ~高校生による伝統工芸品のビジネスプランニング~」
鳥取県立鳥取商業高等学校
「”地域共生”に向けた 実践4C活動 ~学びを未来へ~」
【大会について】
今大会においても、出場校すべてが「地域」をテーマに取り入れ、そこにある問題点を高校生の視点から見つけ出し、商業を学ぶ高校生の立場でできる地域活性化策や提言が多く盛り込まれた実践報告となりました。また、商品開発ではなく地域に古くからある地域資源を掘り起こし、それを広くPRすることに挑戦した学校もありました。
昨年度より、全国大会に合わせ、この中国大会でもスライド画面は1枚に統一されました。提示できる情報量が減った分、プレゼンテーションに工夫が求められますが、どの学校も発表者の言葉とスライドを上手くリンクさせ、伝えたいことが明確に伝わる発表であったことが印象的でした。