第23回 全国高等学校生徒商業研究発表大会について
2016年01月07日(木)
11月25日(水)から27日(金)にかけ、標記大会が青森県青森市「リンクステーションホール青森」にて盛大に開催されました。
各都道府県、ブロック大会を勝ち抜き出場する21校の発表は、どれも見応えがあり、優劣を付けるのに忍びない内容であったと感じます。
また、出場生徒は同じような思いで地域のために力を尽くそうとする仲間との交流を楽しみ、互いの研究内容から多くの学びを得ることができました。
【 最優秀賞/文部科学大臣賞/産業教育振興中央会賞】
青森県立八戸商業高等学校
「戸(ドア)クエ8(エイト)」
【優秀賞(成績順)】
群馬県立高崎商業高等学校
「Potentiality
~障害者施設のコンサルティングで実現するユニバーサルな社会~」
岡山県立岡山南校等学校
「利益と貢献のAmbivalence~ビジネスはボランティアじゃないから~」
北海道旭川商業高等学校
「Suggest~相対型ビジネスを架け橋に~」
【大会について】
冒頭でも述べた通り、各地域を代表して全国大会へ臨む学校の研究内容、成果、プレゼンテーションは、その全てがすばらしいものです。出場する生徒たちも意識高く、自分たちの活動に誇りを持っていることが見て取れます。
今大会では、地域をテーマに据えつつ、そこに商品開発、経営コンサルティング、観光ビジネス、アプリ開発など、様々なビジネスツールを用いて研究が展開されていました。商業の学習領域を基盤にした活動は発展と飛躍を遂げ、それぞれの地域で商業を学ぶ生徒たちが活躍し、活性化に貢献していることが感じられました。
また、大会2日目の日程終了後に開催された「生徒交流会」では、青森ねぶた祭りのお囃子が地元高校生によって披露され、出場生徒たちも舞台に上がって一緒に踊る場面があり、和気藹々と交流を楽しむことができました。