第24回 全国高等学校生徒商業研究発表大会について
2017年01月10日(火)
11月16日(水)から18日(金)にかけ、標記大会が宮崎県都城市「宮崎県都城市総合文化ホール」にて盛大に開催されました。
各都道府県、ブロック大会を勝ち抜き出場する21校の発表は、どれも見応えがあり、優劣を付けるのに忍びない内容であったと感じます。
また、出場生徒は同じような思いで地域のために力を尽くそうとする仲間との交流を楽しみ、互いの研究内容から多くの学びを得ることができました。
【 最優秀賞/文部科学大臣賞/産業教育振興中央会賞】
北海道旭川商業高等学校
「Promotion~旭川カプセルクラフトの挑戦~」
【優秀賞(成績順)】
山形市立商業高等学校
「Going音(on)~心に流すNew Business~」
岩手県立宮古商業等学校
「新たなる挑戦―ふるさと納税による地域活性化を目指して―」
宮崎県立富島高等学校
「富島商人物語2~Turning class lessons into experience~」
【大会について】
冒頭でも述べた通り、各地域を代表して全国大会へ臨む学校の研究内容、成果、プレゼンテーションは、その全てがすばらしいものです。出場する生徒たちも意識高く、自分たちの活動に誇りを持っていることが見て取れます。
今大会では、地域をテーマにおもちゃの自動販売機「ガチャガチャ」で伝統工芸品を広めたり、音が及ぼす販売促進効果を検証するため自作のBGMで販売活動を行ったりと、個性的な研究が目立ちました。商業の学習領域を基盤にした活動は発展と飛躍を遂げ、それぞれの地域で商業を学ぶ生徒たちが活躍し、活性化に貢献していることが感じられました。
また、大会2日目の日程終了後に開催された「生徒交流会」では、地元高校のPTAの方々が炭火で焼いた宮崎地鶏がふるまわれるなど、和気藹々と交流を楽しむことができました。